エコウィルの次はエネファーム?エコジョーズ? 我が家の葛藤の記録

エネファーム

エコウィル設置後10年を迎えると、「次どうします?」とお声がかかる

こちらの記事でご紹介したとおり、少しだけガス発電ができる家庭用コージェネレーションシステム、「エコウィル」が市場に出ていたのは2003年から2017年頃まで。

エコウィル
おうち11歳、「エコウィル」が寿命を迎えてしまった話〜エコウィルはお得だったのか?

10年使い続けると、付け替えを検討する必要があります。詳しくは上の記事でご紹介しています。

エコウィル設置後10年が経過したお家には、ガス会社からさまざまなアプローチがあるはずです。我が家も2017年頃からじわじわと、ダイレクトメールが届いたり、点検のときに資料をいただいたり、メンテナンス会社から電話をもらったりするようになりました。

今「エコウィル」と検索窓に入力すると、「エコウィル激安撤去」「エコウィルからエコジョーズに格安交換」といった広告の表示があらわれます。みなさん悩まれておられるのですねぇ。

というわけで、今記事では「エコウィルの次を考えて、調べたこと&悩んだこと」をご紹介します。どなたかのお役にたてば幸いです。

ガス発電システム

我が家のご近所は全戸エコウィル付き。各家の様子が気になります…

まずは当分譲地の概要

  • 一戸建て、2008年に竣工
  • 約50軒の分譲地のなかの1軒
  • 3期に分けて分譲されたなかの、2期の終わり頃の契約
  • 2006年〜2010年頃に順次建築され、全戸エコウィル標準装備

はじめてご近所さんがエコウィルからエネファームに付け替えをされているのを見たのが、たしか2017年頃だったかと。ぎょっ、としました。なぜぎょっとしたのかというと、

「エコウィルが動かなくなったらエネファームに付け替え。但し車1台分ぐらいの費用がかかる」

と、前々から聞いていたからです。

うわぁ…ご近所さんお金持ち…うちそんなお金ないよ…

ていうかもう交換時期なの!?

と思いつつも見なかったことにしていた2017年。それからぽつぽつと増え始め、最近は毎月どこかのお家で付け替え工事をしているといった状態です(2019年時点)。

ご近所さんのエコウィル稼働状況

現在、我が家を含めエネファームに付け替えたお宅は、見える範囲で約8軒程度。我が家より前に建ったお宅でも、また付け替えをされていないところはかなり多いです。

つまり11年以上経過しているが、

  • エコウィルがまだ元気に動いている=有償点検を行っている
  • 発電を停止した状態で使っている

…というお宅がたくさんあるということです。

エコウィル

エコウィル

エコウィル(ガス発電エンジン)は、特に不具合がなくても一定期間ごとに停止し、点検を受けなければ再稼働しない仕組みです。停止したままだと発電はしませんが、給湯、お風呂、浴室乾燥、床暖房などガスを使った設備は通常どおり使うことができます。発電をしなくなるので、そのぶん電力会社からの電気の使用量が増えることになるという違いのみです。

「エコウィルを停止させた状態で使用を続ける」ということについて、お世話になっているメンテナンス会社に尋ねたところ、点検に来てくれた技術者の方は

「一時的には可能だが、それでずっと使い続けるのにはパワーが足りないと思う」

電話窓口の女性は

「お客様がよろしければそれも可能です」

とのことで、正確な情報にはたどりつけずでした。

次どうします?といわれても…ガス給湯器についての情報収集から

選択肢は「エコジョーズ」か「エネファーム」

10年の保守契約期間を終える頃、メンテナンス担当の会社の方が営業にいらっしゃいました。

どんなに気に入っていても「エコウィル」は販売を終了しているので、発電するものなら「エネファーム」、発電不要なら「エコジョーズ」を選択することになります、とのこと。

これを機にオール電化、ということであれば電力会社に問い合わせて「エコキュート」の導入でしょうか…。

聞いた話を箇条書きにしてみるとざっと以下の通りです(2018年の情報)。

エコジョーズ(給湯器)とエネファーム(発電機付き給湯器)との比較

  • エコジョーズとエネファームとの差額は約100万円
  • エコウィルからエコジョーズにすると電気代が年間約6万円上がる
  • エコウィルからエネファームにすると電気代が年間約7万円下がる
  • 系列のファイナンス会社でローンを組む場合、エネファームのほうが低金利
  • 世の中のエコウィルからの付け替え事情は「エコジョーズ4割・エネファーム6割程度」

エコウィルからエコジョーズに付け替えた場合

  • ガス代の割引率が変わる。エコウィル時代より割髙に
  • エコジョーズの寿命は13〜4年程度
  • エコジョーズの無料保証ははじめの2年のみ
  • エコジョーズ設置後、あとから発電ユニットの設置が可能(つまりエネファームになる)。但し室内にもうひとつ壁付リモコンを設置する必要がある。場所を選べず、配線が外に出るので体裁がよくない
エネファーム
エコウィル

利用するサービスによって割引が違うので、比較検討がとても難しい…。

エコウィルからエネファームに付け替えた場合

  • 電気代はかなり下がるがガス代は少し上がる
  • 発電した余剰電力は年一回買い取るが、金額はごくわずか
  • エネファームが使用できるのは10年間。そこでまた選択の必要あり
  • エネファーム設置にはいろいろとおまけを付けてくれる
  • エネファーム設置には補助金が出る(但し設置時期が限られる)
  • エネファームの稼働期間は10年。その間はフルメンテナンスサポート

「大事に使えば長持ちする」という発想は通用しないんですね。

現在のエコウィルを壊れるまで使うなら…?

  • 点検と修理が有償になるうえ、要修理となった場合の負担が大きい(3〜20万円)
  • 故障→修理が頻発する恐れあり
  • 数年問題なく動いているケースもあるが、それでも2〜3年程度
  • 「故障、修理不可能、交換」という手順はリスクが大きい。お湯の使えない期間が発生するため

古い車に乗り続けるようなイメージでしょうか。

情報収集の結果→「どうしたらいいのかわからない!!!」

ほかにも販売店の選択肢等々、たくさんの話を聞きました。

聞いたことをまとめて整理して、夫婦で検討した結果

「よくわからーん」

という結論に…いや情けないけど、でも難しいですよ!

設置費用に大きな差があるけれど、安いほうを設置すると光熱費は上がり、高いほうを設置すると下がる。消費量がそうなるのと同時に、割引率が変わるから。

で、提示された数字って「試算」であって、実際にどうなのかは本当にわかりません。

<PR>電気料金を比較し、最適な電力会社を選ぼう!エネチェンジ

我が家の結論(2018)は、「力尽きるまでエコウィル、そしてエコジョーズに付け替え」

わからないなりにざーっと計算と検討を重ねた結果、

「結局、10年間にかかるコストはどっちでも同じじゃないか?」

という結論に。そこに

「エコウィルのお得感を実感していない」という、個人的なマイナス感情が加わり

「エコウィルが力尽きるまで使い、その後はエコジョーズにしよう!」

という結論に達したのが2018年の6月。ちょうど我が家が10歳になった月でした。

このころ、ご近所にエコジョーズに付け替えたお宅が1軒あることが発覚。そこのお家のかたは「どちらにしても結局同じだから」と、おっしゃってましたね。

そう、そうよね!私も同感でした。

よし、決まりだ!そうしよう!

そして、そろ〜りとエコウィルを使いながら暮らして1年。

結局、

「エコジョーズ」ではなく「エネファーム」導入を決めた我が家だったのでした。

続きはこちらをどうぞ!

築11年目、エコウィル→エコジョーズの予定がエネファームになった理由

関連記事

エネファームと災害
ガス発電「エネファーム&エコウィル」は停電・災害時に有効か?
エネファーム
エコウィル→発電なし→エネファーム。ガス・電気使用量の変化は
エネファーム 知っておきたいこと
エネファーム設置検討、最初に覚えておくべき重要事項5+1【2019年調査】

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です