人気と実力を兼ね備えた長谷園の土鍋。毎年5月2〜4日の「窯出し市」では特価で購入できます

長谷園の窯出し市と土鍋

今年も長谷園から届いた、「窯出し市」の案内状

春休みのころ、毎年ポストに届く案内状が今年も。「長谷園」の「窯出し市」の案内です。

長谷園「窯出し市」案内状

これが届くと、春本番!という気持ちになります

長谷園は、三重県は伊賀市・丸柱というのどかな集落にある、歴史の長い製陶会社。こんなところに!と思うような場所に代々の当主の住む立派なお屋敷やショップ、工場があります。

こちらの土鍋が十数年前?からブレイク。恵比寿にアンテナショップがありますし、メディアや人気料理家のレシピ本など、さまざまなところで商品を見かけます。

結婚して間もない頃、夫婦で「うつわ」にはまり、産地をあちこちまわっていたことがありました。伊賀にはいい土鍋があると知って、ドライブがてらよく出かけていました。日頃は本当に静かでのどかで、のんびりできるとてもいい場所です。

長谷園ウェブサイトより

引用元:http://www.igamono.co.jp/about/head_office.html
レトロな休憩室「大正館」は自由に使えます。
ショップには長谷園製品のほか、キッチン雑貨なども。

「窯出し市」の開かれる5月の連休の3日間はものすごい人で賑わいます。早朝から出かけないと、会場すぐの駐車スペースには停められません。

長谷園ウェブサイトより。窯出し市の様子窯出し市の様子。引用元:http://www.igamono.co.jp/kamadashi/index.html

一番人気は何といっても「アウトレットセール」。これ目当てで行く人も多数

「窯出し市」で人気なのが、アウトレットセール。長谷園の商品が破格で購入できます。素人目には難ありとは思えない良品ばかりです。たいへんな混雑&早い者勝ちですが、参戦する価値アリ、です。

我が家にある「みそ汁鍋」もそのアウトレットセールで、定価の半値以下で購入。これを使ってみたら、こりゃいいわ!ということで翌年も気合いを入れて出向き、炊飯用土鍋「かまどさん」のアウトレット品を購入。

長谷園 味噌汁鍋

長谷園 炊飯土鍋「かまどさん」

どちらも、過度な装飾のないシンプルさがいいですよね。
他にも欲しいものがたくさんあるのですが、重くて大きな土鍋をこれ以上増やすことはできず。ここ数年は我慢しています。夫は燻製のできる「いぶしぎん」が欲しいそうなんですが、収納スペースを考えると残念ですがムリ…

長谷園ウェブサイトより「いぶしぎん」紹介

引用元:http://www.igamono.co.jp/product/ibushigin.html

こちらの「陶珍」は持っています。冷たいご飯をレンジで温めるのにすごく便利。蒸し野菜にも。

今や全国区のブランドとなった長谷園ですが、「窯出し市」はとてもアットホーム。土鍋はもう増やせないけれど、雰囲気を楽しみに今年は久しぶりに出かけてみようかな。。

「ごはんは土鍋で直火で炊く」と決めたきっかけ

正直なところ、これら長谷園の土鍋、はじめは形から入っていたところがあります。

なんかかっこいい、絵になるよね。
それに土鍋で料理ってなんとなくステキ。。。

でも使ってみると重いし、場所はとるし、なんだかなぁ、と思って、使わずに眠らせていた時期もありました。

それが、毎日のように使うように変わったきっかけがあります。

友達を呼んで焼き肉ををした時のことです。私たち夫婦より若い友人が多く集まったこともあって、がっつりたくさんご飯を炊いたんですよね。「味噌汁鍋」と「かまどさん」両方使って。こんな時は電気炊飯器があったら便利なのになぁーと思いつつ炊いて、炊きたてを出したんですよね。みんなに。そうしたら、

「なにこのゴハン、めっちゃ美味しい!」

「えっ?(もぐもぐ)…ほんまやめっちゃ美味しい!」

という声があがったんですよ。

社交辞令と本音とどっちだろう?って、声のあがるタイミングとかトーンとかで、なんとなく分かりませんか?

この時、本当に美味しいと思ってもらってるんだーと感じて。使った米はお手頃価格の無洗米。「めっちゃ美味しい」というようなお米でもなかったので、なおさら「土鍋で炊く」ということのすごさを実感したんです。

土鍋で直火炊き、慣れればそれほど難しくない

火を使って米を炊くことは、慣れてしまえばそれほど難しいことではありませんでした。夕飯の支度のまずはじめに火を入れれば、炊いて蒸らしている間に料理が作れます。長谷園の土鍋は保温性も高いので、少し時間をおいても大丈夫。直火で米を炊く感覚がわかれば、どんな鍋でも炊くことができるようになります。キャンプに行ったときなどでも、いつもと同じ感覚で炊けばいいわけです。

私は全く料理を教わらずに大人になってしまったので、社会人になってからも「お米は炊飯器がなければ炊けないもの」と思っていました(汗。

我が子には私みたいな感覚で大人になってほしくないなと思って、土鍋炊きご飯にこだわっています。慣れてしまえば面倒ではないので、続いているんだと思います。

こどもが将来、炊飯器派になったとしてもすぐに使えるようになるはずですからね。スマホで外出先から操作できる炊飯器などが一般的になったら、そりゃー便利だろうなと思います☆

「みそ汁鍋」でもご飯は問題なく炊けます。内蓋がないので洗いやすいという利点も。

タイマーつき土鍋が出た!? 炊いたご飯を食べてみたい!

いいことばかりの土鍋炊きご飯ですが、ただ、タイマー機能が使えたらなぁと思うことは多々あります。朝起きたときに炊きあがっていたらとか、外出先から戻ったときに炊けていたらなぁ、とか…。
そうしたら今回、「窯出し市」の案内に同封されていたリーフレットになんと「かまどさん電気」というものが。炊き具合はそのままに、電気で炊けるというもの。

タイマー機能が付いています!!!

長谷園ウェブサイトより。かまどさん電気紹介引用元:https://www.igamono.co.jp

2018年3月9日発売。保温機能はありません。少し前に話題になったバルミューダの炊飯器にも保温機能はありませんでしたから、炊きあげたご飯の味をキープしつつ保温するというのは、とても難しいことなのかもしれないですね。

長谷園の「かまどさん電気」、今夜(4/3)22:00〜のテレビ東京系「ガイアの夜明け」で紹介されるそうです。どちらかというと共同開発した家電メーカー「シロカ」に軸を置いた内容のようですが、開発秘話など聞けるのかな?お馴染みの長谷園先代7代目*1は登場するかな? チェックしてみようと思います。

鍋敷き
こちらは伊賀の長谷園のショップで購入した鍋敷き。輪っかが切れてしまったけれど、麻紐を付けて使い続けています。

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*1:長谷園の近年のヒット商品を考案したのが7代目の優磁さんで、既に8代目の息子さんがご活躍なので先代としましたが、役割分担しておふたりで長谷園を引っ張っておられるようなので、「先代」から「7代目」に表記を変更しました。

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