【覚え書き】見ていてよかった NHK「あさイチ」4月18日放送分 性ホルモン×更年期×反抗期

NHK「あさイチ」2018-04-18特集「性ホルモン」

※文中の関連記事・リンクは文末にもまとめてあります。

「残念ながらもう更年期」で「間もなく反抗期になるであろう子を持つ身」にはありがたい特集でした

今日(4/18)のNHK「あさイチ」の特集はとても勉強になりました。事前に知っていれば録画しておきたかったぐらいです。

忘れないうちに「頭に残っていること」をまとめておきたいと思います。あさイチのwebサイトにもまとめられていますので、気になる方はぜひどうぞ!

「性ホルモン」第3弾 ~物忘れ・反抗期 脳への影響編~
(NHK あさイチ公式サイト)

性ホルモンの減少が原因で起こる更年期の諸症状について把握できました

更年期と呼ばれるものにはさまざまな症状があり、「もの忘れ」も更年期の症状の中に存在する

更年期は男女ともにある。専門家に相談したいと思ったら、男性は泌尿器科へ、女性は婦人科へ

その症状が更年期によるものなのか、それ以外なのかで対処は変わってくるということですね。

年齢とともに性ホルモンの量は減少してしまうが、脳内で作ることができる。

積極的に「読書」「議論」「運動」をすればより増えると考えられているが、ストレスを感じると減少するのだそうで…つまりゴロゴロボーっとしていてはだめだよ、くよくよいじいじしていたらダメだよ、っていうことですね。なんとなく納得。

十代のこどもたちの「反抗期」も性ホルモンの仕業

「性ホルモンのせいなのだから仕方ない」と割り切って対処するべし

どうにもならない反抗期の感情をコントロールしてくれるのが脳内の「セロトニン」

これを増やすにはどういう生活をすればよいか、ひとことで言えば「早寝早起き、たっぷり睡眠しっかり食事光を浴びて元気に運動」ということかなと思いました。冒頭で紹介したあさイチのwebサイトにもまとめられています。

バナナよし!ガムよし!

バナナはてっとり早く必要な栄養をとれるみたいですね。ガムは、顎を動かすことでセロトニンが増えやすいといわれていることからだそう。我が子は歯列矯正の関係でガムを使ったトレーニングをしているので、こちらへの効果も同時に期待したいと思います。

性ホルモンが「引きこもりの原因にもなる」という話に驚き。思い出した知り合いの子のこと

10代の反抗期、性ホルモンが引きこもりの原因ともなるという話で、実際に7年間引きこもっていた20歳の男性が紹介されていました。これから反抗期を迎える子を持つ親として、これがいちばん衝撃的な内容でした。

私の知り合いに、中学で不登校になり、自宅で親の手に負えない暴れ方をしていた女の子がいました。今はもう成人して元気に頑張っているのですが、当時の彼女と両親の様子を忘れることはできません。
両親は専門家に相談をし、彼女の意志を尊重して静かに見守り、登校を強制する様子もありませんでした。番組中にも似たような経験談が紹介されていましたが、蹴られて大きな穴のあいた彼女の部屋のドアを見て、私はもう震え上がったことを覚えています。そして、

「親は甘すぎるんじゃないか、子は甘えているんじゃないか」

「反抗期なんだろうから、言うなりにならずに引きずってでも学校に行かせるべきなんじゃないか」

などと思っていたんですよね。 当時の私に「何も知らないくせに無責任に適当なことを言うな」と言ってやりたいですね。。ホント、ゴメンなさい。

たぶん、今のふつうの生活環境ってこどもの成長によくないことばかり

最近、不登校の話を聞くことが珍しくなくなりました。もしかしたら成長期にふさわしい生活を送りにくくなった最近のライフスタイルも不登校を増やす原因になっているのかもしれません。もちろんこれ以外の原因だってあるでしょうけれど。

「9〜12歳で睡眠は9時間以上欲しい」

と今日登場していた専門家は言っておられましたが、うちの子でギリギリ8時間。熱心に習い事をしたり、中学受験を選んで勉強しているような子のなかにはもっと短い子も多いでしょう。

共働きフルタイム、ワンオペ育児などが原因で食事のバランスに配慮できないとか、夕食の時間が遅い、寝るのが遅くなるといったことは珍しいことではないですよね。。。

我が家は料理下手な私の完全ワンオペ家事育児なのが災いして、食事の内容には全く自信がないし、目標時間に夕飯が作り終えられたことなどほとんどありません…これらがこどもの就寝時間が遅いことに繋がっているのは自覚しているので、こどもに申し訳ないなぁと思ったり、だけどどーしようもないやん!と思ったり。

更年期にストレスがかかるのはよくないですしねー(^_^;)

性ホルモンのせいでつらい十代を送った子たちの、逆転のチャンスはあるのかな。。

紹介されていた20代の男性は、ひきこもりの7年間を経て、自ら働きに出たいという気持ちになり、資格の勉強をしたり就職先を見つけてきたりしていました。そこまで見守ってきたご両親の気持ちを思うと本当に、胸が締め付けられます。

ツイッターやネットのニュースを見ていると、早くからの受験対策とか負け組にならない育て方とか、山のような習い事情報とかにたどりつきます。お金もかかる。びっくりするくらいかかる。「えっみんなそうなの?そんなのやらなきゃついていけないの?」と焦ったりもします。

一方で今回紹介されていたような現実もあるわけです。 暗闇のなかで十代を過ごし、ようやく扉を開けることのできた子ども達が、学力や学歴がないことでその後の人生が拓けない、なんてことがあったらいけないよね、と思いましたが…実際どうでしょうね…

今回の男性の場合、お母さんがいい専門家と出会うことができ、よい助言をもらえたからうまく乗り越えられた例だと思いました。いい専門家にたどり着けないひとだって大勢いるはずで、、、 難しいですね。

我が家も間もなく、{(更年期×2)×反抗期}が訪れる…

反抗期は成長に必要なもので、子どもの機嫌を伺うように先回るのもよくないそうで、いやー難しいものですね。

おまけに出産が遅いほうである我が家は、両親の更年期と子の反抗期がモロかぶり(^_^;)

今日の特集見られてホントよかったです。 規則正しい生活、適度な運動で脳内性ホルモンを増やして、乗り切りたいと思いました。

我が家と同じ困難に向かいつつあるお宅の皆さん、いっしょに乗り越えましょうー★

NHK「あさイチ」2018-04-18特集「性ホルモン」

引用元:http://www1.nhk.or.jp/asaichi/archive/180418/1.html

関連リンク

「性ホルモン」第3弾 ~物忘れ・反抗期 脳への影響編~
(NHK あさイチ公式サイト)

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です