我が家はこの6月で10歳になります。
我が家はどんな家かとざっくりというと、
- 約30坪に建つ木造2階建
- 2階がLDK、1階が個室
- 地元のデベロッパーによる建築設計
- 土地と建物セットで購入するタイプ。だがかなり自由度の高い家づくりができた
10年かぁー!
本当にあっという間でした。
ここに引っ越してきたのがついこの前のような気がするのに。
気付けばこどもは読み書きなどができるようになっているし、わたしたち夫婦は明らかに老けている。実にいろんなことがありました。
まっさらなはずの家も、いつの間にか10年も風雨にさらされているのです…。
家を建てた時は何もかもがピッカピカなわけですが、10年もたつといろいろ不具合が出てきたり、出ていなくても「そろそろ…くる?」と思いながら生活することになります
…って私自身は10年たっている感覚がなくて、まだまだどれも新しいつもりでいました。このギャップが悩ましいです。
白い壁紙の汚れも目立ってきました。
「まだまだ先」と思うなかれ。あっという間に月日は過ぎる
なにが大変って、住宅設備の保守更新費用のことです。そのことに最近やっと、じわじわと気付いたのです。
こういうのを計画的に貯められているお家ってどれくらいあるんでしょうね?
分かっているけど手がまわらないとか、あんまり考えてなかった、みたいな当方のようなおたくはどれくらい…あるのかな…
近所には同じ業者の手による戸建てが並んでいて、皆同じような時期に家を建てた人たちばかり。なのでだいたい不具合が気になるのも似たような時期で、
「ねー、シロアリ防除の業者からお知らせきた? どうする?」
「あそこのおうち、ウチより後に建てたのにもう外壁塗り直してるよ!」
「ガス機器の点検にきてくれたガス会社のひとに、そろそろこのコンロ寿命ですよって言われたよ!」
みたいな情報交換を時々しているのですが、皆さんちゃんと備えているのかなぁ…
ぱっと見キレイなキッチンですが、コンロの点火は怪しいし、換気扇の音が大きくなってきたようで気になります。
「こどもが小学校上がるまえに家を建てる」となると、高学年〜中学生あたりが築10年
住宅購入のタイミングって、こどもがいる家庭の場合、「こどもが小学校に上がるまえに」となるのが多いのではないでしょうか。
校区が変わる転居はできるだけ避けたいという考えからですね。これはもっともな考え方だと思います。
こどもが成長すると、どんどん教育費・養育費がかさみます。その額は想像以上だったりするわけです。
少なくとも、我が家(私)はそう。想像以上。
この教育費・養育費の確保で精一杯で、買ったばかりの家の将来のメンテナンス費用のことなんてどこかにとんでいってしまう、というのが現実ではないかなぁ、とか思うのですがいかがでしょうか!?
ホントはこれではダメなんですけどね。
先日は洗面台が水漏れを起こしました。出張修理を依頼して、時間とお金がかなりかかりました…。
「快適に暮らすための住宅設備」。更新にいくら必要か
先日、ガス会社から提案DMが届きました。
いい機会なので、住宅設備の更新についての情報としてざっくりとまとめておくことに。
- ガスコンロ ヒトケタ万円から20万円近くするものまで
- 浴室暖房乾燥機 10万円くらい
- 給湯器 40万円ちょい
- お湯と一緒に電気も作るシステム(家庭用燃料電池コージェネレーションシステム=エネファーム) 200万円程度
エネファームは別として、家を建てて10年もすればまぁこれくらいの費用が近いうちに必要になるということですね。
浴室暖房乾燥機なんて、前の家はついていなかったものですが、もう、ない生活は考えられない…!
家の新築ってとても「どんぶり勘定」
家を建てるときの落とし穴のように思うのですが、建てる(購入する)ときって一切合切ぜーんぶひっくるめての金額しか意識しませんよね。多くの場合。
で、その金額から自己資金がどれだけ出せて、どれくらいのローンを組めばよいかを算出する…
だから、どの設備がいくら、というのがよくわからない。
どれくらいのレベルのものが含まれているのか、というのもわかりにくい…。
我が家の場合、住宅機器メーカーのショウルームに現物確認に出かけたときに「かなりグレードの高い製品がセットされたプランですよ」と言われて、えっそうなの?って把握した次第。
※完全フルオーダーの場合は別ですよ。自由に組めるぶん、それぞれの価格も明確なはずです。
おうちをこれから建てるかた、最近建てたかた。
はやいうちに、「10年くらいしたら更新が必要になる機器」について把握しておくといいですよ!
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