はじめてiPhoneのバッテリー交換を経験しました
今使っているiPhone7Plusもそろそろ2年。2010年の秋にiPhone4を持って以来、2年ごとに新しいiPhoneに更新してきました。
2台目のiPhone5以降、機種変更のたびに下取りに出していたのですが、今回は手元に持っておこうと思っています。近いうちにこども用にするためです。
我が子、まもなく中学生。携帯電話は持たせずにここまできましたが、そろそろ必要だろうな、と思うようになりました。
いつから持たせる?
家庭によって考え方に差があるとは思いますが…
ほんとに難しいですね!
我が家は夫婦でiPhoneを使っていますので、持たせるならやはりiPhoneです。
しっかし、高い…新しい機種ほどどんどん高くなる…
中学生になったら持たせてもいいのではないかというのが私の最近の考えです(ここまでくるのに考えはいろいろ変わりましたけどね)。
でも、持たせるとそれなりの費用がかかってしまいますよね!
こども用に最新スマホを買ったり、高額の通信費を払うのはとてもつらい!
…というわけで、私のiPhone7Plusをこども用に置いておき、近々auから「格安SIM」に引っ越そうかと考え中です。
「格安スマホ」とか「格安SIM」で話が通りますが、正式名称は
MVNO = 仮想移動体通信事業者
だそうです。
こりゃ定着しなさそうなおなまえですね。
そこで、iPhone7Plusの2年間の保証期間(=AppleCare+)が終わるまでにバッテリーを無料で新しいものに交換しておけば、少しでも長く使えるのではないか…?と考えました。
バッテリーに関してだけですけれどね。
アップルストアと正規サービスプロバイダでは現在、「iPhoneSE〜Xのバッテリー交換を希望者全員に無条件でしてくれる」ことになっています。AppleCare+に加入していれば無料、保証対象外でも3,200円と費用が下げられています。2018年12月31日まで。
引用元:https://support.apple.com/ja-jp/iphone/repair/battery-power
「希望者全員対象」のiPhoneバッテリー交換、Apple Storeに行くならお早めに(くらテク)
iPhoneのバッテリー交換、なかなかたいへんな道のりでした
まずはチャットで「即日交換」なのか「数日預ける」のかを確認
iPhoneの製造元、アップルのオフィシャルサイトはいつもシンプルでスマートでおしゃれで、嫌いではないのですが、知りたいことがあるときにはやや説明不足・不親切だなぁという印象を持ちます。どこかに明記されているはずなんですが、たどりつけないんですよね。
サポートにチャットで問い合わせると、基本即日対応とのこと。
最近問い合わせ事項はできる限り「チャットサービス」を使っています。電話よりも時間が有効に使えます。
あとから記録がメールでも送られてきます。見返すことができて便利です。
「正規サービスプロバイダ」のサイトのほうが親切…でも予約方法は同じ
一方、「正規サービスプロバイダ」のwebサイトは説明がとても親切です。こちらを見たほうがわかりやすいかもしれません。
正規サービスプロバイダには「カメラのキタムラ」各店などがあり、アップルストアより店舗数が断然多いのですが、どうやら「ネット予約」をしようと思うと同じ手順を踏まなければならないようです。
予約の前に、行きたい店舗に直接電話で修理の手順や混み具合、在庫の有無などを問い合わせるほうが効率がいいかもしれません。
予約は「webからワンステップ」ではない。ながーい道のり
アップルストアの持ち込み修理窓口(=Genius Bar)の予約をとろうとしたのですが、アップルのwebサイトのわかりやすいところに「Genius Barの予約」という項目があるわけではないんですね。
何の用なのか、用件を選ぶところから始まります。
まずは該当商品を選び、
iPhoneを選ぶと、何を困っているのかを尋ねられ…
どの方法がいいか尋ねられ(ちなみにチャットサービスもここが入口)
apple IDとパスワードを入力します。
このあと、エリアを指定するとアップルストアと正規サービスプロバイダの一覧と「予約可能な日時の表」が表示されます。
いやーここまでも結構面倒だし、大変です。
「こんなことやってられない!もう交換いいよ!あきらめるわ!」
みたいに思うひとも大勢いるだろうなぁ…
と思いました。
アップルストア&正規サービスプロバイダの予約は1週間先まで。しかも全然あいてない!
予約は、表示されるカレンダーの、表示されている時間しかできません。カレンダーは1週間分。つまり1週間以内の予約しかできないんです。そして、思いのほか空き時間がない!
「正規サービスプロバイダ」はアップルストアよりも空きがありました(どちらも同時に見られます)。
挫折しそうになりました。が、
頑張りました。
行けそうな日をあらかじめ調べておいて、1週間前になったら予約にトライ。その都度、ここから始まり、、、
apple IDとパスワードを入れて…(以下同)
暇じゃないとできません(^_^;)
予約可能になった希望日の1週間前。午前中にアクセスしたのに空いていた時間はひとつのみ。
びっくりでした。
速攻予約。キャンセルはすぐできるので、空いていたら迷わず予約するに限ります。
予約できる時間がなくても、しばらく時間をあけてアクセスすると状況が変わり、予約できることもあるようでした。
予約当日。アップルストアはものすごい人だった


当日の朝、家のPCにバックアップして出発。予約時間は平日の早い午後なのに、
一体何事!?!?
というような混み具合。
1階は外国からのお客様の行列。
2階は相談したい人の行列。予約なしで来たひとの列は長く、「夕方に再度来るか、明日の10時に来るか、後日の予約をするか」というような説明を受けていました。
…まるでこどもの病院の受付だ…
予約しておいてよかった…
この混雑は新型発売直後、バッテリー無条件交換の期限間近という、時期的なものだったんでしょうかね?
もし常時こんな具合だったら、ちょっと、店舗増やさないとまずいんじゃない?と思いました。スタッフも大変そうで…ほんとお疲れ様です。
バッテリー交換の流れ
iPhoneの「設定」画面のなかに、「バッテリー」という項目があり、その中に「バッテリーの状態(ベータ)」というページがあります。
ここの「最大容量」が80%を下回っていた場合、バッテリー交換が有効なのだそうです。
私のiPhoneは85%でした。本来ならバッテリー交換はしてもらえない数字だったようですが、前述のとおり2018年内は無条件に交換なので対応してもらえました。
「交換してもあまり実感がないかもしれない」ということでしたが、長く使うことを考えたら今バッテリーを新品にする意味はあるはずなので、お願いすることに。
言われるままに設定を変えたり、ケースをはずしたり。バックアップはとってますか?とか、保護フィルムはずすかもしれません、とか、いろいろと説明を受けてiPhoneを預けました。
所用時間は約2時間。その間周囲をぶらぶら買い物をして時間をつぶして、指定時間以降に引き取りに。
夕方になると更に店内の人は増えていて、受け取りにも少し時間がかかりました。
無事に受け取り、最大容量が100%になっているのを確認。
フィルムもデータも無事で、そのまま何事もなく使用再開できました。
はー、つかれた!
トラブルや保守のたびにこんな労力がかかるなら、2年で買い替えたほうがいい?
スマホは常に持ち歩き、時には落としたりぶつけたりしてしまう精密機械。トラブルはいつ起こるかわかりません。
安いものではないし、できるだけ長く使いたい…と思っても、修理が必要なトラブルのたびにこんな労力がかかるなら、正直、2年で買い替えたほうがいいのかな?なんて思っちゃいました。
自分のことだけを考えるなら今回も迷わず下取りに出して機種変更していたと思います。
しかし、こどもの分もとなると。
何とか出費を抑えたいと思います。
こどもにかかる費用、これだけじゃないですもんね。
今回のバッテリー交換には、学校が代休だったこどもを連れて出かけました。
これも社会勉強です。
自分のスマホが持ちたくてたまらない我が子ですが、一旦持つといろいろと考えないといけないことが増えるのだなぁ、ということを実感して…くれていたらいいんですけどね!
とにもかくにも、私のiPhone7Plus、バッテリーが新しくなりました。
こどもに渡すのはいつになるかまだわかりませんが、できるだけ長く大事に使ってもらいたいと思います。
さて、次はauから格安simへのMNP作業です。はーつかれるー。
iPhoneのバッテリー交換(正規)、おさらい
- アップルストアでのバッテリー交換は予約必須
- 予定をたて、予約作業は1週間前に
- 念のためバックアップをっておく
- apple IDやパスワードを確認しておく
- 一日仕事になることを覚悟する
- 正規サービスプロバイダの「行きたい店舗」に直接電話して様子をうかがうのもおすすめ
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