【確定申告】【2019年に向けて】税務署から「申告書控え」が戻ってきた。これ、すごく大事な書類です

「受付印入り確定申告書の控え一式」が手元に戻る

昨日。

ポストを覗くと、見覚えのある文字の封筒。
見覚えのある文字=私の字

あー、おかえりぃ!

それは税務署から送られてきた「受付印入り確定申告書の控え一式」でした。

ほっ。

これでひとまず、確定申告作業が一段落。
あとは領収書などなど、要保管の書類一式をまとめて箱に入れて片付けて終了です。

おつかれさま自分!

おつかれさま自分!!!

「所得税の確定申告書」控え
これが無事に戻ってくると、とりあえずホッとします。

「申告書控え」の受取方法は提出の仕方によっていろいろ

税務署に出向いて確定申告書を提出すると、

「申告書の控え」に日付け入りの「受付印」を押してくれます。
持参した場合はその場で確認して、押印して戻してくれます。

郵送の場合は、

申告書と一緒に「切手を貼った返送用封筒」を同封しておくと、受付印プラス「消印が確定申告期間内であることを確認した印」を押して返送してくれます。

郵送の場合、発送料プラス控え返送料がかかりますが、
持参した場合は往復交通費と移動時間&待ち時間がかかります。

電子申告(e-tax)の場合は

私は未経験ですが、国税庁のサイトによると「受信通知及び申告データ出力分を申告の控えとして利用できる」そうです。

2019年2〜3月提出分より電子申告が少し楽になるようです
e-Tax利用の簡便化

引用元:http://www.e-tax.nta.go.jp/topics/topics_290510_kanbenka.htm

 

【平成31年1月開始】e-Tax利用の簡便化に向けて準備を進めています(e-Tax公式サイト)

 

「e-Tax」での申告は、還付金の振り込みが早いなどメリットが多いようですが、カードリーダーを用意したりと準備に費用と手間が必要で、私は利用していませんでした。

次回の確定申告からは少し楽に利用できるようです。これを機会に使ってみるものいいかもしれませんね。

この「受付印のある控え」は、控え目な名前のわりにかなり重要な仕事をする

この「受付印のある控え」は、「期間中にちゃんと確定申告書の提出してくれたから確かに受け取りましたよ」という意味合いのもので、申告内容は関係がありません。内容については申告受付期間終了後に精査されるのだそうです。

なのに、この「受付印のある控え」はとても重要な書類なのです…提出を求められる場合が多く、これがないと始まらない!という契約・手続きがけっこうあるのです。

「申告書控え」は個人事業者にとってすごい大事

で、この「受付印のある確定申告書の控え」は、個人事業主にとって、とても大事なものとなります。「個人事業をやってちゃんと申告をしているよという証明」となり、「前年の所得がどれくらいあるかを取り急ぎ確認してもらえる書類」となるのです。

たとえばどういう時に必要か。それは

ザ・住宅ローン

つまり銀行からお金を借りる時ですね…

賃貸住宅を契約するときなどに必要な場合もあります。

「わたし不安定と言われている自営業(フリー)だけど
ちゃんと定期的に収入がこれだけあります!見て!」

…っていう証明になるわけです。これがないとホントなにも始まりません。

申告書の提出をしない…たとえ今はよくても長い目で見たら致命的

よく聞くケースが、

  • 自営業をはじめて間がない
  • よくわからないし忙しくてやってられない

等々の理由で「申告書の提出をしていない」というもの。

本当はいけないことなのですが、現実、そういう方はいらっしゃるようです。

なぜそう思うかというと、経験から。
住宅購入の話を進めようとしたり、銀行に借り入れの相談に行ったり、そんな時に自営業だというと必ず聞かれるんですよね。

「確定申告はしていらっしゃいますか?」

って。

してらっしゃいますか、って、しないとあかんのと違うのん…?

…まぁ、確定申告をしなくても生きてはいけます…

申告作業って、ゼロから始めると難しいし、本当に面倒です。

本業でいっぱいいっぱいになる場合だってありますから、申告しない(できない)という事情もわかります。

でも、申告して所得に応じた税金を納めることは国民の義務。

それに、自分や家族の生活(人生)にも不利なことが起こります。

仕事が軌道にのって結婚してこどもができて、めでたく家を建てる話が持ち上がって話が進んで住宅ローンの話になった。

そのとき「確定申告書の控え」が出せないと、住宅ローン審査の入口にも立てません(涙)。

ちゃんと稼いで収入あるし!これくらいのローン十分返せるわっ!

…って思っても、申告をしていなければ納税義務を果たしていないと見なされ、

そんな人に銀行はお金を貸してくれない

んですよねぇ。。

次のハードルは、申告書のなかの「数字」

厳密に言うと申告書の控えがあるだけではいけません。数字だって見られます。その数字とは

「確定申告書Bの第一表の9番の数字」

所得税の確定申告書B 第一表

引用元:やよいの青色申告オンラインの申告画面

左列の赤い部分の一番下が9番です。

ここの数字が借入先が定めている基準を満たしていないと(だいたい過去3年分を見られます)、ローンの仮審査も受け付けてもらえないことが多いです。

だから個人事業主はまじめに仕事をして、まじめに申告をして、まじめに控えを保管して、こういう人生の節目に備えておかなければなりません。

「備えていなかったためにとても困っている個人事業主」に手を差し伸べてくれるお仕事もあるようですが、それはできる限り利用しないで生きていくべきなんじゃないかと、思います。

あぁ、給与所得者っていいなぁ。。日本て給与所得者を中心にまわってるよなぁ。。(溜息)

フリーランス(自営業)になってそう思う人は、たぶん少なくないと思います。

「働き方改革」の影響でしょうか「自由な働き方」とか「フリーランスという働き方」とか、そういう記事をあちこちで見かけますけれど、普通の会社員並みの収入を得ているフリーランスって、そう多くはないと思います。

収入だけではなく、社会的な信用なども違います。
世の中は少しずつ変わってはいるけれど、それでもまだまだ、「自営業つらい」と思うことは多いです。

新しいワークスタイルだと持ち上げられるのは、ちょっと危険じゃないかな?と、個人的には思います。

自営・自由業・フリーランスといっても、職種も売上げも所得もほんと人それぞれですから、つらくない人もいると思いますけどね。

自分で確定申告をすると、わかることがたくさんある

毎年申告書の作業をしていると、わかってくることがいろいろとあります。私は会社員時代にはあまり気にしていなかった「税金」「控除」について、詳しく知りたいと思うようになりました。

  • どれくらいの所得にどれだけの税金がかかるのか
  • どういう名目の控除があるのか

税金については「けっこうな金額の税金がかかっているものだな」と感じます。

控除(ここの数字には課税しないよ、と言ってもらえる部分)については、数年に一度くらいの割合で、金額や対象となる条件の変更に気付きます。控除が減る=課税対象額が増える=納める税金が増える、ということです。

こういうことって、会社員時代には全く気にしていなかったので、自分で計算するようになってはじめて

「げっ、こんなになのか!」

と実感しています。
そうすると自然と、世の中のニュースに敏感になりますね。

税金の使い方について目を光らせたくなるんです。

  • 世の中を賑わせているニュースなんかもう、けしからーん、って怒りたくなりますし、選挙も気になりはじめます。
  • どういうことをやろうとしていて、当選後どう働いたのか、チェックしたいという気持ちが自然と働きます。
  • げー高いなーと思いつつ納めた税金を、ちゃんと正しく使おうと考えているか、見届けたいという気持ちが強くなります。

だから、もしかしたら、日本で働く人が全員自分で確定申告をするようにしたら、世の中のどろんどろんしたところがいい方に変わっていくのではないか?と思ったりします。

少なくとも、学生さんたちは、できることならこういうことを実感してから社会に出て欲しいとすごく思うのですよ。。

我が子には、社会に出る前に伝えておきたいと思っています。

昨年は、クラウドサービスを利用したおかげでかなり楽でした

2018年(2017年分)の確定申告は、「やよいの青色申告オンライン」をはじめて利用してみたことで、とてもスムーズに終えることができました。

申告書を作る作業は、国税庁のサイトでも可能です。説明をよく読んで入力していけばできますし、途中で中断して翌日再開することも、完成したデータを保管しておけば翌年の作業に引き継ぐこともできます。

お国のサイトにしてはなかなかよくできていて、それだけ力を入れているんだなぁ〜とか思いますねぇ(^。^)

今回利用した「やよいの青色申告オンライン」のサービスは、日々の入力作業〜1年終了〜申告作業に移行、というのがものすごくスムーズ。

一番有り難かったのは申告作業よりなにより「日々の入力作業の効率化」です。入力→保存、の作業がとても軽くて快適で、クラウドサービスでたまに感じる「保存時のタイムラグ」みたいなものをあまり感じませんでした。それがとてもよかったかな。

やよいの青色申告オンライン「J-WESTカードの明細」を抽出しようとしている画面

引用元:やよいの青色申告オンラインの入力画面

上は「J-WESTカードの明細」を抽出しようとしている画面。動きがとても軽いんです。

一番面倒で、ひとつめのハードルともいえる作業「初期設定」や「独自の勘定科目の設定」もわかりやすく、挫折せずに前に進むことができました。

やよいの青色申告オンライン「科目設置」画面

引用元:やよいの青色申告オンラインの「科目設置」画面

分かりやすいし、展開が早くてストレスなくできました。

このあとのアップデートに期待したい「重複チェック」「控除の入力」

今後に期待したい機能は「重複入力チェック」。手入力だと避けられないミスを見つけてもらえると嬉しいですね。

確定申告作業の「寄付金控除(ふるさと納税など)」や「住宅ローン控除」の入力欄は国税庁のサイトのもののほうがわかりやすかったですね。住宅ローン控除の関係で、今回は最終的な申告書の作成は国税庁のサイトで行いました。

今後の改良に期待したいと思います。

長期間試せる「初年度無料」のセルフプランがまずはおすすめ

私が現在利用しているのは

初年度無料(機能制限なし)→2年目以降8,640円/年(税込)のセルフプラン

ほぼ1年にわたって機能制限なく使えることで、だいたいの機能を使ってみることができ、使いやすさをじっくり確認できたのがよかったです。2年目以降は月に720円かかる計算。

但し、このプランはサポートがありません。公開されているヘルプを検索するしかできないので、不安な場合は

初年度6,480円(税込)→2年目以降12,960円/年(税込)ベーシックプラン

こちらのほうがいいと思います。2年目以降は月に1,080円かかる計算です。
この料金になると、他社のクラウドサービスのほうがわずかに割安ではあるのですが、「やよいの青色申告オンライン」の画面の見やすさ、入力のしやすさを考えると個人的には許容範囲です。

もう少し安い料金で、たとえば「回数制限付きのメール問い合わせサービス」が可能なプランなどが出てくれると有り難いし、安心して使えるかな、と思います。このあたりも今後に期待して、使い続けたいと思っています。

個人事業主(フリーランス)はコツコツ青色申告を

というわけで

個人事業主はコツコツ青色申告をすべし。
継続は力なり。
続ければ続けるほど、きっといいことがある。

そんなおはなしでした(^_^)/

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利用中のクラウド会計サービス。今後も利用する予定です

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