話題のほぼ日手帳新商品、使ってみたいに決まっていますが
間もなく発売になる「ほぼ日5年手帳」が手帳好きさんたちの間で話題になっています。
2017年12月1日発売。
2017年11月18日、ジャパネットたかた特設ページにて先行発売。ほかイベント先行発売あり
※終了しました※
カンタンにまとめると
- 文庫本型1日1ページの年間手帳「ほぼ日手帳」の新しい仲間で、紙や大きさ、体裁はだいたいそれと同じでやや分厚い、5年分書ける日記帳。
- 左ページに5年間の同じ日の記録が並び、右ページはフリースペース。
- おねだんは4104円(税込)。
- (2018.1追記)購入できるのは「ほぼ日ストア」、「ほぼ日の実店舗=tobichi(東京、京都)」、「ロフト(一部の店舗とネットストア)」。入荷状況はオフィシャルページ(「ほぼ日5年手帳」情報室)でチェックするのがいいようです。
・・・そんな手帳(日記帳)です。
まぁまぁ書くこと好き、ほぼ日手帳のライトなユーザーの私としては「わーっ、これは使いたい!」というアイテムなのですが、ひとつ、とびつくことができない大きな問題が…
私は既に別の「10年日記」をつけているのです。11年前から。
つまり今年は2冊目の10年日記の1年目。
もっとも乗り換えが困難なタイミング…心中複雑なんです!
1ページに10年分。「10年日記」のよいところ。
こどもが産まれたときに、ふと何となく思いついて10年日記を付け始めました。
1年目を付けている間に、こどもが1歳に。
1冊目の最後を書いている年に、10歳になり、ただいま11歳。
2冊目の最後を書いている年には、20歳になることに…
こどものことばかり書いているわけではないけれど、こどもを見守るのは親の最重要事業のひとつですから、結果としてこのきりのよさがよい目安になっています。
実用的なデザインが好きなので、迷わず石原のものをセレクト。
↓ かわいいデザインのもの、シンプルなもの、、、いろいろ、あります。↓
↓これは昨年店頭で見かけてぐっときたもの。すごくシンプルで、表紙もいいかんじ。11年前に出会っていたらこれを選んでいたかもしれません↓
10年日記のよさ。10年日記を付けることの意味
複数年日記のよさは、その日の日記を書くときに自然と「過去の同日の日記」を見ることになる、ということ。
1ページのなかでその季節の家事(エアコンはじめて付けたとか、コートを着たとか)や、入梅、台風がきたとか、こどもの就学・進級時期の様子、家電の故障や新調、誕生日に何をあげたとか、自分や家族の病気や旅行等々をさっと振り返ることができるというのは、かなり便利です。
デジタルな日記の場合、日にちやキーワードで検索することはできるけれど、検索しないと画面には出てきません。
紙の10年日記は、ついでになんとなく見て「あ、そうだ!」と思い出したり、思わぬ発見があったり。
デジタルとアナログの違いをしみじみ実感します。
「過去の同日を振り返られるよさ」を実感しはじめたのは、10年日記を付けはじめて3年くらいした頃かな?
1ページで10年を振り返ることができる10年日記はすごくいいと思うんです。
きりもいいし、(石原10年日記の場合)10年1ページとなることで1年分のスペースが小さい。少ししか書けないから、続けやすいという利点もあるように思います。
「ほぼ日の5年手帳」は10年じゃないけど、いいなと思う理由
そういうわけで、「1ページで10年を振り返られる10年日記はすごくいいと思う」んですが、今年はひとつ問題が。
今年は2冊目の1年目になったので、過去を振り返るには1冊目をひっぱり出して開かないといけないということなんですね。
それを想定して、1冊目を手の届くところに置いてあるのですが、これが、なかなか取り出して開くことがないのですよ!
何故かというと、石原10年日記はA5サイズで、けっこう大きくて重いんです…
「ほぼ日の5年手帳」はほぼ日手帳と同じA6サイズ(つまり文庫本程度)なので、2冊目に入ったときに1冊目を振り返りやすいのではないかと思うのです。
眼の前に文庫本を2冊広げても、そんなに場所をとらない。なんだったら3冊だってきっとだいじょうぶ。
複数冊の保管もコンパクトなスペースで済む。つまり常に取り出しやすい場所に置ける。
あぁ、いいなぁ…
石原10年日記と、ほぼ日5年手帳(とほぼ同じほぼ日手帳planner)の大きさの違いは上の写真のようなかんじ。かなり、違います。
スクラップはしない!がいいと思う。10年分貼ったら大変なことに
一方、注意したほうがいいのは、「貼らないほうがいい」ってことでしょうか。
保存を目的とした日記って、どうしても貼りたくなるものが出てくるんですよね。手紙、カード、半券等々。
いろいろ貼った1冊目の石原十年日記はけっこう膨らんでいます。石原十年日記はソフトカバーですが、ハードカバーの10年日記を選んだ場合、10年間いろいろ貼っていると閉まらなくなると思います。間違いなく。
そして、ずっしりと重いです。10年分の歴史といえばそうなんですけど…
下が、10年間いろいろ貼り付けながら使った石原10年手帳。後半は貼り付けを控えました。
たぶん80歳くらいになったら、取り出して開けることは不可能なんじゃないかと思うわけですよ。
「ほぼ日の5年手帳」は文庫本サイズ。ということは、はがきサイズ以上のものを貼ろうとすると折り曲げる必要があり、いろいろ貼っていると5年後には恐ろしく膨らんだ手帳になってしまいます。たぶん、開けるのがおっくうになるはず。
だから「ほぼ日の5年手帳」を「こまめに振り返る日記」にしたければ、別にスクラップブックを用意することをおすすめします。
最後に、ほぼ日さんにお願いしたいこと
長きにわたって使い、気に入れば新調は6年後になるわけですから、どうかどうか、途中で大きな仕様の変更などをすることなく、ずっとずっと作り続けていって欲しいということですねぇ。
1冊を大切に書き終えて、その手帳がただの手帳から自分の分身となり、さぁ新しい分身を…となったときにもう作っていません、では悲しいですから。
そこが一番大事かなと思ったりして。
世に出した側の、責任とでもいいましょうか。
だからスクラップブックはコレ一筋。何十年も作り続けられていて、ずーーーーと買い足せる安心感。。
購入予定のみなさん、楽しんでくださいねぇ!
というわけで、とても使いたいけれど今の私には使えない「ほぼ日の5年手帳」。
来年から使いはじめるかた、どうぞお楽しみくださいませ!
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